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今日のように医療が細分化して膨大な情報が溢れかえっている状態では、医療を受ける立場の皆様は、自分が一体どの医療機関にかかればいいのかがわからずに悩むことが多いと思います。
そのようなときには身近にいるわれわれのような家庭医(ホームドクター)にご相談ください。
医療を受ける側と医療を行う側の間では、医療の知識や理解の差があるだけではなく、医療に対する立場あるいは医療に対する思いが違います。
医療を受ける側と医療を行う側の間のこの差をいかに上手に埋めていくかが家庭医の腕の見せ所です。
言い換えると、受診者の病状だけでなく、社会的あるいは経済的状況を把握し、これらに対する適切な判断をして治療方針を受診者と一緒に考えていくことが、私たち家庭医の役割なのです。
「こんなことは聞いていいのだろうか?」とか、「聞くのが恥ずかしい」と思う前に、どんな些細なことでもいいですから気軽に御相談ください。
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医療自体が完璧なものではありませんし、私たちも万能ではありませんので、答えがわからない場合もあります。
ただし医療自体も、私たち医療を行う者も、個々の受診者の皆様から学びながら、日々成長しております。
医療を行う側から医療を受ける側への一方向性の医療ではなく、もっと積極的に医療を受ける側からも医療を行う側への情報提供を行うという双方向性の医療を作っていきませんか。
また受診者の皆様も医療を行う側にすべて任せてしまうのではなく、自分でも自分の病気や健康一般について勉強すれば、よりよい治療結果を出すことができるものです。
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